太平洋戦争のお話を聞きました

ブックカフェ「火星の庭」にて、晩御飯を食べながら、太平洋戦争(大東亜戦争)の生き証人である渡邊慎也さん(御年80歳)のお話を聞きました。その実体験もさることながら、豊富な史料とともに、当時のようすを解説いただき、貴重な経験となりました。以下に、渡邊さんに見せていただいた史料の一部をご紹介します。

「進め一億火の玉だ」こういった標語が至るところに張り出されていたという。一説では、『暮しの手帖』の花森安治氏がこういった標語作成に関わっていたとか。

敗戦前日の1945年8月14日に出された河北新報。このときでさえ、敗戦を匂わせる記事は一切無かったらしい。当時は、新聞統制による一県一紙制が敷かれており、宮城県では『河北新報』一紙のみであった。そのため、「河北新報」という題の下のところに、大手三紙が名を連ねている。


子供向け雑誌『週刊小国民』の表紙


こういった記事が至るところにちりばめられている。