仙台→気仙沼

高速バスで仙台から気仙沼へ。今日歩いた順番に沿って、気仙沼のようすを写真でご紹介します。

みなみまちcadoccoの建設現場に行きました。看板がついたようです。今日はセメントの工事が行われていました。


cadocco周辺のようすです。地震により、地盤沈下が起こり、未だに浸水しているところも多く見受けられます。津波の爪痕も生々しいです。


紫会館に立ち寄り、気仙沼小・中の裏を通り、この坂を下りました。この坂は、細くて急なため、震災当日には、避難する人と車で混雑しました。


坂を下ると、すぐ目の前に大川が見えてきます。


この路線は津波の影響で、現在運行していません。


大川を越えます。右手に見える三階建ての建物が南気仙沼小学校です。こちらは、津波が2〜3階の高さまで押し寄せ、当日は屋上に多くの方々が取り残されました。小学校そばから対岸まで、歩行者用の橋が架かっていたのですが、それは津波で流されてしまいました。


今月10日にオープンした「さかなの駅」に行ってみました。場所は少し分かりにくいかもしれません。条南中学校の近くにあります。


魚介類をはじめとして、様々な種類の食材が並びます。


田中前には魚民ができていました。


モスバーガーの向かいにもプレハブの店舗が建設中です。


田谷のあたりで、犬の散歩をしている叔母に会い、田中前を歩き、学習塾ホライズンへ。大変ユニークな実験的教育現場です。

以上です。
震災直後の瓦礫の山から出発して、目まぐるしく変化していく気仙沼の街。その変化は、そこに生まれ育った私でも、ついて行けないほどのものです。当たり前にあったものが無くなり、新しいものができる。そしてまたそれが当たり前になってゆく。そんな変化のなかでは、物事の普遍的な意味が見落とされがちになります。それを掴み、認識するためには、スケッチにしろ写真にしろ、記録して、それを言葉で説明することが大事だとおもっています。そういうわけで、この記事は、みなさんへ気仙沼の今をご紹介する目的で書いている、という以上に、私が気仙沼の今を再認識する過程でもあります。