20120310

今日の記事です。

1.気仙沼市図書館のダンボール家具の現状確認
2.気仙沼大学ネットワークの合同展示会
3.鹿折地区に打ち上げられた漁船
4.鹿折地区にオープンした「復幸マルシェ」
5.唐桑鮪立港における「慰霊・復興の灯火」設営手伝い


ルートに沿って順番にご紹介します。


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まずは、気仙沼市図書館のダンボール家具の現状です。

大事に使っていただいているようです。ありがとうございます。

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こちらは、市民会館で今日10日から17日まで行われている「気仙沼大学ネットワークの合同展示会」のようすです。

入り口です。


入るとすぐに、プロジェクト所在地を示す地図があります。今回は26の大学や団体が参加しているそうです。

出展プロジェクト
1.唐桑わかめ小屋
秋谷卓希/千葉大学
2.海と山とワタシの弁当
黒石いずみ/青山学院大学
3.気仙沼まちなか三町復興まちづくり
阿部俊彦/早稲田大学
4.鮪立港まちづくり百年会
太田浩史東京大学東北大学東京理科大学芝浦工業大学
5.小泉地区の挑戦 住民発案の集団移転
森傑/北海道大学
6.みんなの集まる場所鹿折復興マルシェ
脇田祥尚/近畿大学
7.仮設住宅地をみんなのまちへ
脇田祥尚/近畿大学
8.面瀬地区コミュニティ支援ほか
中澤秀雄/中央大学
9.唐桑町大沢地区における防災集団移転事業のサポート活動
鈴木伸治/横浜市立大学神戸大学東北芸術工科大学
10.気仙沼と世界を結んで、未来をつくる―プロジェクト MARU(丸)
田村大/東京大学慶應大学、九州大学
11.気仙沼復興プロジェクト
一ノ瀬友博/慶應義塾大学
12.哲人プロジェクト
諏訪正樹/慶應義塾大学
13.東北地方復興支援学生ボランティア
佐藤真行/京都大学
14.K-PROJECT 気仙沼南町および南町海岸復興プロジェクト
猿渡学/東北工業大学
15.気仙沼港・舞根湾における生物環境調査
横山勝英/首都大学東京、森は海の恋人
16.気仙沼復興支援ボランティア
橋谷田雅志/早稲田大学平山郁夫記念ボランティアセンター
17.大学間連携災害ボランティアネットワーク
波多野洋行/明治大学ボランティアセンター
18.唐桑番屋プロジェクト
竹内泰/宮城大学
19.気仙沼大島漁業史文庫復興プロジェクト
三笠友洋/神奈川大学
20.仮設住宅居住環境改善プロジェクト
魚谷繁礼/京都工芸繊維大学、魚谷繁礼建築研究所NPO法人アプカス、宮城大学大阪大学
21.東北学院大学災害ボランティアステーションの気仙沼ボランティア活動のご紹介
其田雅美/東北学院大学
22.津波流出家屋マッピングプロジェクト
後藤真太郎/立正大学奈良大学酪農学園大学東京大学京都大学防災研究所
101.「イキイキした持続可能なコミュニティ」:気仙沼から世界に違いを生み出そうプロジェクト!
三木一弥/株式会社クボタ
102.東日本大震災支援
公益社団法人Civic Force/公益社団法人Civic Force
103.日本国際民間協力会(NICCO)
日本国際民間協力会(NICCO)
104.本吉ボランティア連絡会
本吉ボランティア連絡会
(会場でいただいた資料より)


展示のようすです。

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こちらは、鹿折地区に打ち上げられた漁船です。

この漁船を被災祈念として残すべきかどうか、議論が続いているようです。もし残ることになれば、日本最大規模の祈念オブジェクトとなるのではないでしょうか?

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こちらは、鹿折地区にオープンした「復幸マルシェ」

震災直後は、その火災のようすが全国に報道された鹿折地区。そこに仮設の商店街がオープンしました。


瓦礫は震災直後と比べればかなり片付いてきているものの、かろうじて残っている歩道橋でさえ、火災の凄まじさを物語ってしまいます。

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気仙沼では明日3月11日に向けて、様々なイベントが行われます。三陸新報(20120309)の記事を見る限りでも、今日、明日で以下21のイベントが行われます。

「共に創り続けよう!三日町縁日」
「魚町ッつぁもどっぺす!」
「3.11メモリアルイベント」
「感謝の集い」
「鎮魂花火打ち上げ」
「震災メモリアル鎮魂の夕べ」
「鹿折復幸マルシェのグランドオープン」
「星の絆」
「ささやかな慰霊行事・忘れないで」
「神戸市役所センター合唱団「わが町よ永遠にコンサート」」
「市一周年追悼式」
「HUMANBAND on Route3.11」
「3.11ともしびプロジェクト」
「一周年追悼式典」
「慰霊・復興の灯」
「桜の植樹」
「タイ国から東北と気仙沼の復興を願って」
「3月11日からのヒカリ」
「一周忌慰霊法要」
「町追悼式」
「大梵鐘の祈り」


その中でも、今回は、唐桑鮪立港で11日午後6時から行われる、「慰霊・復興の灯火」の設営のお手伝いに行きました。
特製台の上に、ワックスボールと呼ばれる球状のキャンドルが灯されるのと同時に、ペットボトル灯篭で「3.11」の文字が描かれます。



軽トラックで足場となるパレットを運びます。


足場を設置しています。


周囲はこのような状況です。


灯火台が組まれていきます。こちらは、宮崎チームの方々が製作をしてくださったものだそうです。今日も、何名かの方が設営にいらっしゃっていました。

唐桑の方に加えて、早稲田大学の学生&OB、地元の高校生、あべちゃんといった若い面々も、設営に参加しています。


組み終わったところです。明日は、この灯火台の上に、ワックスボールと呼ばれる球状のキャンドルが設置されます。


次は、ペットボトル灯篭の設置です。


ペットボトルはこのように加工されています。ろうそくは明日セッティングする、とのことで、今日はペットボトルの場所決めを行いました。


斜面に登って、割り箸でしるしをつけます。


バケツリレーのようにして、灯篭を置いていきます。


できました。明日、晴れるといいですね。去年は雪が降りましたから。