今野梱包様からダンボールのご支援をいただきました

リアス・アーク美術館の山内さんの紹介で、今日の午前中、今野梱包株式会社(http://www.k-konpo.co.jp/index.html)様
ダンボールに関する問い合わせをしたところ、即座に対応いただき、なんと当日中に3tトラックで石巻桃生町から気仙沼のhouse publishing工場まで社長直々にお越しくださいました。

ダブルダンボールシート(1500×1550mm)50枚と強化ダンボール(2600×2200mm)2枚、それから避難所に設置されている仕切り1人分、本棚、ちゃぶ台の見本をいただきました。さらに、支援物資としてカップラーメン二箱までいただきました。ありがとうございます。


いただいた仕切りとダンボール家具を使って、避難所での使われ方を再現してみました。

避難所の一人当たりの占有面積は行政上2㎡と想定されているので、この写真で1人分です。一人当たり仕切りが2枚あれば隣接する人とつなぎ合わせて、それぞれが壁で囲まれた空間を得ることができます。

本棚やちゃぶ台は畳んで平らにすることができ、強化ダンボールでできているので、その強度は日常的な使用にも耐え得るほどです。人が乗ってもびくともしません。

今野梱包様は以前から通常の梱包資材以外にも、災害時やイベントに使える製品開発に取り組まれてきました。その矢先に今回の震災が発生し、工場やご自宅も被害を受けたそうです。それでもすでに石巻を中心に無償でそれらの製品を提供されているそうです。

house publishingのこれからについても非常に的確なアドバイスをいただきました。さすがはプロ。そのお話は全て経験に基づくもので、製品のいたるところに活かされています。

今野梱包様、本当にありがとうございました。いただいたダンボールを使い、いち早く避難所の方々のお役に立てるよう尽力いたします。